2010年2月28日日曜日

逃げ出したくなるけど、そこにいたい

何もかもいやになり
そこから逃げ出したくなるときもある

なぜそこにいたいのか
いなければいけないのか

待っているのはハッピーエンドか
それとも雨降りしきるトラジックエンドか

わからないけれどけど僕はそこにいて
ショーの結末をしっかりと見届けたい

知らない自分

何かの弾みに
知らない自分が動き出す
心と体が月と太陽の距離ほど
離れているように感じるとき

知らない自分をしっかり見据え
いつか「それも自分」と
自信を持って言えるようになりたい


2010年2月27日土曜日

染み入る光

心を思い通りに動かすなんて
できる訳ないのはわかっている
夜の街の光のように
君の中に少しずつでも
しみこむことができたら
それでいい

055/2010

2010年2月22日月曜日

Colors of Life

涙で埋もれる底なしの藍色
夕暮れを包むはかなげな橙

どんな色も自分だけのもの
変える必要なんかないと思ってた
変えることなんてできないと思ってた

でも、二人の色が触れ合うとき
すべてが変わる まるで魔法のよう

生まれたばかりの名もない新色
雨上がりの虹のように僕の街を照らす

暖かい光

心が温かくなる
気持ちが豊かになる

ひとりではできなかった

すぐそばにいる君の存在が
暖かい光のフィルターを世界にかける

2010年2月20日土曜日

フリーダム

自由になってうれしいはずなのに
孤独がそのじゃまをするんだ

040/2010

青空をうらやむとき

けがれない青さ
澄み切った心
生きるものすべてを包む
そのおおらかさ
きっと僕は、青空にはなれない

2010年2月18日木曜日

こ・こ・ろ

人を好きになることって難しい
いや、正確には簡単だけれど、難しい

そう、好きになるのは一瞬のこと
でも、そのあとの毎日が難しい

空、草、夕日、星空
色とりどりでときめくけれど、
心が痛くなるときもある

好きになるのは一瞬のこと
そのあとの毎日が難しい
でも進みたいと思うんだ

2010年2月16日火曜日

笑顔の街

みんな笑顔
心の底から楽しそう
そんな街があったら
いつか、行ってみたい

そして僕もいっしょに
心の底から笑うんだ

2010年2月12日金曜日

昨日、今日、明日

地球の未来に警鐘を鳴らす
紛争地帯で平和を訴える

大切なのはわかるけど
今、いちばん気になるのは
僕の昨日、今日、そして明日

大切なのはわかるけど
今、いちばん気になるのは
君の昨日、今日、そして明日

2010年2月11日木曜日

きみのかけら

今日が早く終わればいいのに
投げやりな気持ちを胸に歩く
信号待ちの横断歩道
通りがかったウィンドウディスプレー

心が空っぽになったと思ったとき
忘れたと思っていたきみのかけらが見える
その隣にいるのは
希望にあふれたあのときのぼく

2010年2月7日日曜日

すべてが変わるとき

明日になると、すべてが変わってしまうのか。
今日まで必死に積み重ねてきたものが、
眠りから覚めたときに、
つまらない物語の
1ページと化してしまうのだろうか。

ろうそくの明かりを消すのが怖くて、
眠りに落ちるのが怖くて、
私は夜の街をさまよい続ける。
今日という日が永遠に続くことを願って。

Hibiya, Sidewalk

2010年2月5日金曜日

今、ここにいる

ぼくらはここにいる。
決してひとりじゃない。
ここまで歩んだ道を振り返ると、
心細く感じることもあるけれど、
陽光が照らすその道の先には、
きっと素敵な未来が待っている。
ぼくらは今、ここにいる。
決してひとりじゃない。

Happy to Be in the Sun's Rays

2010年2月4日木曜日

夜の魚

最近、夜になると息苦しい。
夜の月、星、雲、そして街明かりまでもが、
魚の胸を締め付ける。

魚は息苦しいのを承知の上で、
わざわざ、月、星、雲、そして街明かりに
埋め尽くされた外の世界に足を伸ばす。

いや、正確には足ではなく、ひれなのだが、
そんなことはどうでもいい。

魚が探し求めているのは、
同じく胸を締め付けられる「仲間」だ。
いつかそんな「仲間」を見つけることができれば、
彼の抱える苦しさの理由が見つかると信じているのだ。

The 20th of October, 2009

濡れ場

エッチな話かと期待してやっていた皆さん、申し訳ない。
まったくエッチではなく、カメラの話。

あしからず。


雨が降っている夜、外に行きたくなる。
カメラ片手に、街灯りを求めて…。
カメラにとっては酷な話だが、
濡れた路面などに反射する光を撮るのが楽しい。

この日、私は霞が関のとあるビル前の広場に
クリスマスの名残りとも思えるイルミネーションを発見。
ビルの入り口に立つ警備員の視線が気になりつつも、
雨に半身を濡らし、カメラを守りながら、
木製ベンチに映る光を撮影した。

寒いし、雨は激しいしで、
なかなかじっくり撮影することはできなかったが、
警備員にとがめられることもなく、
無事に撮影。

傘があさってを向いていたので、
そのあと濡れた体をふくのが大変ではあったが…。

032/2010

2010年2月2日火曜日

光の海。

誰かがそう描写してくれたので、
それをタイトルに拝借した。

有楽町にある東京国際フォーラム。
そのガラス棟は、東京にある建築物の中でも、
好きなものの一つ。

地下1階から天井までが吹き抜けているという、
空間の無駄遣いも甚だしい建築物だが、
その潔さが気持ちよい。

下の写真は撮影したことをすっかり忘れていた、
クリスマス前夜に訪れた際の夕刻のフォーラム。

空の色がいい感じに建物全体を包んでいた。

028/2010

2010年2月1日月曜日

希望の光

朝日は決して沈まない。
朝日は多くの人に希望を与える。

とくに冬の朝日は、
寒い朝を忘れさせる暖かい日差しを投げかける。

024/2010

写真は近所の道路で撮影した、
ただのガードレール。
それが一直線に朝日に向かって伸びる様を撮影したら、
個人的には思った以上のヒットだった。

Flickrでコメントをくれた人が気がついた、
ガードレールが消えるその先にある光の玉(bokeh light)は、
何の光だったか記憶がない。

たぶん、カーブに差し掛かった自動車の、
リアウインドウの反射だったかもしれない。

それはさておき、話は戻る。

ここまで読んだ人がどれくらいるか知らないが、
実はこの日記の最初の2行には個人的な思いがある。
実はこれ、いつも息子の名前の意味でもあるのだ。

ちなみに漢字は「日」ではなく「陽」。
さすがに某新聞社やビール会社と同じ字は、
やめたほうがいいかなと思った親心だった。