2015年11月1日日曜日

荒川土手の暗い夜道を撮る / Capturing a Road on a Dark Night

f/4.5 30 sec. ISO 100


首都高速中央環状線の「かつしかハープ橋」。ここに立って、まず橋のディテールが見える露出で撮ってみた。それが下の写真。

f/5.6 8 sec. ISO 100
暗い。田舎の暗闇と比べたら、とても真っ暗とはいえないが、肉眼ではかろうじて路面が見える程度で、ジョギングする人の中には頭に懐中電灯を付けている人もいる。

後で現像するときのことを考えたら、路面もしっかり写しておきたい。写すことができるかな。

がんばったら写った! SIGMA dp0は開放シリーズは、30秒の長さまでしか露出できないから、写らない

夜空は明るすぎる。でも、目的達成したから満足。ただの自己満足。自己満足のために、目的のスポットにたどり着くまでに余計な時間を使った(笑)。

I went to take photos of Katsushika Harp Bridge in Katsushika ward, Tokyo. The road along the river was so dark and it's impossible to capture the details when I took the exposure on the supporting column of the bridge. So I challenged to capture the road discarding the idea of capturing the bridge that moment. Any way, at f/4.5 and 30 second exposure can capture the details of the road even though it was still dark. I could have gone with longer exposure with a narrower aperture if I used a different camera that moment, but the longest exposure time of the SIGMA dp series is 30 seconds.

Photo Data
Place: 東京・四つ木 / Yotsugi, Tokyo
Camera: SIGMA dp0 Quattro


2015年10月30日金曜日

レインボーブリッジは明るい / The Rainbow Bridge Is Bright


後ろの東京タワーはもっと明るいけれど、レインボーブリッジも明るい。だから、レインボーブリッジを白飛びさせないように撮るにはこの明るさが限界。

違う手法でほかを明るくすることもできるけれど、今はそういう手法は好みではないのでやらない。

だから、暗いまま。これでよい。それに、その方が見た時の空気感に近い。

ちなみにホワイトバランスは「色残しオート」。光源の色みを残すオートモードなのだけれど、夜の複雑な光源を、ほかのカメラとは違うバランスで捉えるのでおもしろい。

Photo Data
Place: 東京・台場 / Daiba, Tokyo
Camera: SIGMA dp2 Quattro

Tokyo Tower is the brightest subject in the evening, but Rainbow Bridge is also bright. So if you want to overexpose it, this is the proper exposure. Its surroundings look dark.

Of course, there are various methods to brighten up the background and the foreground, but I just want to present how it looked that evening. So I'm OK with the result. I love the result. And, in my opinion, the photo describes the atmosphere so well.

FYI, I went with Lighting Source Priority Auto for most of my photos. It captures the night lights differently from other cameras.

アスペクト比 4.096:2.16


11月11日(水)から写真展「PHOTOMENTARY写真展 2015」が始まる。そこで使われる予定であるEIZO31.1型の4Kモニターは、画面の横と縦の比率が4.096:2.16なのである(ちなみに上の写真はその比率にトリミングしてある)。

先日、スライドショー向けに準備した内容を試写してみたら、当たり前なのだけれども写真が画面にフィットしない。そこで、調整できる写真は調整したいと思い格闘しているわけだが……。


16:9のランドスケープポジション
僕がよく使う16:9の比率は、この問題となっている「4.096:2.16」よりもちょっと天地が広い。ただ、16:9の写真の場合、最初からその比率で切り取ることを前提としているので、天地をちょっと削るだで難なく対応できた。

3:2のランドスケープポジション
ほぼ対応できない。撮りたいものを最初から画面いっぱいに配置しているので、何かを切ると何かが抜ける。構成のバランスが崩れる。どうやっても無理なのであきらめた。

3:2のポートレートポジション
人を主題にした写真の場合、縦位置で撮ることがほとんどだから、これはもう、超横長の画面にフィットさせるには写真を横に寝かせるしかない……が、そんなことできるわけがない。幸い、元画像のサイズの短辺が4700ピクセルくらいあり、EIZOのモニターの4096ピクセルより大きいから、思い切って横にずばっと切ってしまうこともできるのだが、別の写真になってしまう……。あきらめた。

悩ましいなぁ。

あ、ちなみに写真は神田川が隅田川と合流する場所、柳橋から撮影している。友人が勤めていると思っていた「ぺんてる」があるね。

つづく。

2015年10月26日月曜日

SIGMA dp0 Quattroで谷町ジャンクションを撮る / Capturing Shuto Expressway with the SIGMA dp0 Quattro


仲間たちと六本木のLegends Sports Barでナチョスを食べるときは、写真を撮ってから食べるのが普通なのだが、この夜は食ってから撮るという満腹感たっぷりのフォトウォークとなった。

ハングリー精神のかけらもない写真家でいいのか。

でも、満たされているとのんびり、ゆったりと写真を撮ることができるので、その方がいいかもしれない。シグマdp0の場合、三脚持ってじっくり撮らないといけないから。

この日のルートは飯倉側に抜けて、東京タワーを撮りに行こうかとおもったけれども方向転換をして六本木一丁目、つまり谷町ジャンクションの方向を目指すことなった(というか独断で決めた)。

We usually take a walk in the evening before we eat, but we ate first that night. We were all full. There was no hungry spirit in us, but I always had to take time in shooting photos when I use the dp0 because it had to be mounted on a tripod (You have to forget about any ISO settings other than 100.)

We walked from a restaurant in Roppingi, heading for Roppingi 1-chome where Shuto Expressway's Tanimachi Junction is located. There, I wanted to try the SIGMA dp0 Quattro that has the widest lens among the dp series.

飯倉片町の交差点でフェラーリと競争した。勝ったと思う。
We raced against Ferrari cars and won.
道を渡った反対側から首都高とフェラーリを眺める。
Ferrari shop across from the street.
六本木一丁目に向かう途中の行交坂と落合坂の交差点。
I loved the dim lighting on the intersection.
谷町JCTの手前、泉ガーデンでちょっと撮影。
Growing escalators at Izumi Garden.
のんびり歩いて谷町ジャンクションに到着。ここに来るのは3年ぶり。ほぼすべての場所から撮っているので、目新しいことはないけれど、久しぶりに来たので心ときめく変な人。

早速、初めて谷町を撮ったときのアングルに再挑戦。やっぱり広角のdp0は都会にピッタリだと思う。


初めて撮ったときのアングルを改めて撮影。
One of my favorite way of looking up at the junction.
そして谷町でいちばん好きなアングルが下の写真。dp0の21mm相当の画角をもってしてもまだ足りない感じ。14mm相当のdp-1(マイナス1)とか作ってくれないだろうか。

泉ガーデンのエレベーターが写ったらもっとよかった。
Another favorite spots. I like those legs.
上の写真からちょっと進むと高架の腹が間近に見られる萌え地点に到着。

I really like to see the "belly" of the expressway.
一通り撮った後に集合! と思ったらだれも来ない。メッセンジャーで集合をかけて、全員が集まるまでに歩道橋の上で撮影継続。最後の下の写真が、この夜いちばんのお気に入りとなった。

One of my favorite shots from the night.
食べてから歩くと六本木集合でもいろいろな場所に歩いて行けそうだ。今度からはそうしよう。うん、そうしよう。


Photo Data
Place: 東京・六本木 / Roppongi, Tokyo
Camera: SIGMA dp0 Quattro

2015年10月23日金曜日

インスタグラムの悲劇 / A Tragedy about My Instagram Page



先日、仲間と渋谷のどこで撮るかという話題になったときに、一人が「渋谷で夜景がおしゃれすぎるデートスポットTOP10!」というウェブページを教えてくれた。それでは参考に…と思って開いてみたら、最初に紹介されていたのが渋谷ヒカリエのこの場所だった。そして、何だか見たことがある写真だと思ったら、これが使われてた。それも「 左側3分の1 」だけが(笑)。

これ!

最初、なぜ写真がロードされないのだ!と何度かリロードした……というのはここだけの話。実のところはというと、Instagramで「三部作」と称して、3:1のアスペクト比の絵を3分割して投稿しているのだが、その左3分の1が使われたというわけだ(なぜ真ん中を使わない)。それにしてもほかに使える写真はなかったのだろうか。


そのウェブページはこちら >> https://jooy.jp/11274
僕のInstagramはこちら >> https://instagram.com/mtbk_tokyo/

When my friends and I talked about where we should take photos in Shibuya, Tokyo, one of them talked about a web page titled "The Top 10 Spots That Offer Beautiful Nightscapes in Shibuya." So I accessed the page to find the first spot introduced in the article was this terrace in Shibuya Hikarie. And there was a familiar-looking photo illustrating the article. I realized the photo was mine in no time. But the problem was that only one third of the left-hand side of the photo was used in it. Why only one-third? I reloaded the page a couple of times but all I was able to see was the one-third.

The truth was that the author had used one of the three posts on my Instagram page. I had cut this photo in three pieces and posted them as a triptych, and the author had picked up the first post. Why had he/she chosen the middle one? Anyway, there should have been a better one on the web than mine.

The web page is here: https://jooy.jp/11274
My Instagram page is here: https://instagram.com/mtbk_tokyo/

Photo Data
Place: 東京・渋谷ヒカリエ / Shibuya Hikarie, Tokyo
Camera: SIGMA dp0 Quattro

2015年10月18日日曜日

中銀カプセルタワービルに潜入! / Nakagin Capsule Tomer Building


住所で言えば東京・銀座。汐留のモダンなビル群の通りをはさんで向かいに、中銀カプセルタワービルはある。故・黒川紀章さんの設計により1972年に竣工した、中から見ても外からみても変わったデザインのビルは、建築好きは一礼をせずに通り過ぎることはできない(らしい)。

汐留側より中銀カプセルタワービル(右)を眺める
The Capsule Tower Building is on the far right.

外から見ると見学者は一様に、積み重ねられた「ドラム式洗濯機」を連想するらしい。今回、あの窓に張り付いている様子を、誰かに外から撮ってもらいたかったが、それはかなわなかった(笑)。

見学させていただいたのは2部屋。どちらも美しいレノベーションが施されており、驚くほど狭いけれど、ちょっと住んでみたい気持ちにもなる。



21ミリの画角のレンズをもってして、部屋の入り口(つまり玄関に相当する場所)までカメラを後退させて、やっとこの写真が撮れる。ちなみにこの部屋は二重窓に改築されていた。

窓からは首都高汐留JCTから銀座に伸びる東京高速道路の高架が見えた。
Tokyo Expressway connecting Shuto Expressways and Ginza was visible from the window. Yes, It is the only window.
玄関口から撮ってこの広さ。
I capture this from the entrance. Yes, the room is so small!

2部屋目は東京高速道路と同じ高さに位置していた。こちらもきれいに改装されていた。ちなみに、一緒にいた仲間は、どうやっても写真に写り込んでしまうので、僕が撮っている間はユニットバスの中に入っていてもらった。

窓にちょっと寄って、構図を決めて……
やっぱり自撮り(笑)
Another selfie :D

それにしても、何でボサボサなんだ、オレの後ろ髪。

1つのユニットを上から見たところ。
1972年竣工で、老朽化が進んでいる。

ところで今回、カプセルの中に入ることができたのは、友人が「中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟」(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト 著・ 編集)という本を出版するためのクラウドファンディングに参加したからだ(クラウドファンディングは成功裏に終了)。本は2015/10/31に発売予定)。支援した人たちの一部は、内部見学に招待されることになっており、その見学会に友人枠で入れてもらった。

この中銀カプセルタワービルは立て直すかどうか、管理組合で検討が進められているとのこと。いつまでこの姿が見られるかは、わからない。建物についてもっと知りたいと言う方は、先に述べた本を購入してみてはいかがだろうか。


The address is Ginza, Tokyo. Nakagin Tower Capsule Building is located across from the modern high-rises in Shiodobe business district in Minato Ward. It was designed by Kisho Kurokawa and completed in 1972. A lot of architecture mania come and see this architecture from all over the world.

Its exterior reminds people of a stack of washing machines. I wanted wanted someone to take a photo of me staying behind the window but that didn't come true ...

Last Saturday, I had a chance to visit two of the units/rooms in this building. It's amazingly small but beautifully renovated. If I had a chance I would love to stay in the room for a week or so. There is no kitchen and I don't think I can stay there longer myself.

The reason I had a chance to look inside of the building is that a friend of mine had backed the crowdfunding which was for publishing a book about this building (It was very successful). Some of the backers had been invited to a small tour of the building, and luckily I was invited to join it by the friend.

The management association of this building has been long considering rebuilding it, so I'm not sure until when we will be continue to see this building. If you are interested in it, why not get a copy of the book (it will be published October 31, 2015) and learn about the historical architecture as a starter.


Photo Data
Place: 東京・銀座・中銀カプセルタワービル / Nakagin Capsule Tower Building, Ginza, Tokyo
Camera: SIGMA dp0 Quattro


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2015年10月16日金曜日

『PHOTOMENTARY写真展 2015』に参加します(EIZOガレリア銀座)



2014年と2015年にNikonさんがオーガナイズするPHOTOMENTARYのアンバサダーを務めさせていただきました。アンバサダーとして提出した写真は約110点。そのうちの何点かを選んで、プリントと4Kモニターの映像で展示していただけることになりました。

場所は東京・銀座にあるEIZOガレリア銀座です。お時間を見つけてぜひいらしてください。なお、日曜はクローズなのでご注意ください。

I acted as PHOTOMENTARY Ambassador twice in 2014 and 2015 and I took about 110 photos for it. Some of them will be exhibited as prints and on EIZO's 4K monitors at the photo event scheduled from November 11 through 21, 2015


『PHOTOMENTARY写真展 2015』開催のお知らせ

2015年11月11日(水)~11月21日(土)、EIZOガレリア銀座にて『PHOTOMENTARY写真展 2015』を開催いたします。

『PHOTOMENTARY写真展 2015』では、PHOTOMENTARYアンバサダー(栗田ゆがさん、佐藤倫子さん、田中長徳さん、山本高裕さん)の作品のプリント展示に加えて、2015年6月~7月に開催したフォトコンテスト「私のお気に入りフォトスポット2015」において、Google+コミュニティ「WORLD PHOTOMENTARY」への投稿でご応募いただいた作品から約70点をEIZO製モニターによるスライドショーでご紹介させて頂く予定です。

また、現在、PHOTOMENTARY・WORLD PHOTOMENTARY・yummy yummyを楽しんで頂いている皆さんの作品を展示させて頂く企画の検討を進めております。

『PHOTOMENTARY写真展 2015』の詳細については、後日お知らせいたします。

【PHOTOMENTARY写真展 2015】
期日:2015年11月11日(水)~11月21日(土) 10:00-18:30
   (定休日:日、月)
場所:EIZOガレリア銀座
   (東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座ビル3階)

2015年10月14日水曜日

ND1000+GND8で横浜ベイブリッジを撮る / Captured Yokohama Bay Bridge with NiSi's ND1000 and GND8 Filters



横浜の大黒ふ頭に行った。以前はここから上れた横浜ベイブリッジのスカイウォークも閉鎖されて久しい。周辺は手入れされないまま放置された感じで、寂しい。釣り人天国。そのほかには誰もいない。来る理由もない、そんな場所になっていた。

殆どの場所は立入禁止で歩き回る余地もないので、すぐにアングルを決めて撮影に入った。釣り人のじゃまにならないように、また、逆に釣りざおで邪魔されないように気を使いながら。

薄雲で面白みのない空でNDフィルターを使った長時間露光。

さて、どんな風に仕上がるのか。

使ったのはNiSiのAR ND 1000AR GND 8の2枚。後者はフィルターの上に行くに従って暗く写るようになっているグラデーション仕様のフィルターだ。

結果はというと、静かな「記憶の中の風景」のような一枚になった。


Photo Data
Place: 横浜・大黒ふ頭 / Daikoku Pier, Yokohama
Camera: Nikon D810
Lens: AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Filters: NiSi AR ND 1000, AR GND 8, 150 Filter Holder for Nikon 14-24mm

14mm, f/16, 90 secs, ISO 64

参考までにノーフィルターの風景はこんな感じ。


I visited Daikoku Pier in Yokohama. Usually people see Yokohama Bay Bridge from Yamashita Park or Osanbashi International Passenger Terminal, so the pier is located on the other side of the bridge. From there, we used to go up Sky Walk, the pedestrian passage on the bridge and enjoy the view of the bay from above. The passage has been closed for a long time. People have stopped visiting this side of the bridge, so I saw only fishers when I visited there.

Most of the places have off-limit signs. There was nothing to see but the bridge itself. So I started to take photos as soon as I got there, trying not to bother the fishers, and not to be bothered by their fishing rods.

There was no cloud in the sky. Using ND filters might have not been a good idea but I tried anyway. The result is the one at the top. I kind of like the faded colors. It looks like a scene in a distant memory. What do you think?

I have pasted the photo I took without filters at the bottom for you to see the difference.

2015年10月11日日曜日

クレセントムーンと木星、金星としし座の1等星レグルス。かろうじて火星が見えて、水星は見えなかった / The Crescent Moon, Jupiter, Venus and Regulus of Leo. Mars Was Barely Visible but Mercury Was Not There.

日の出1時間前 / An Hour Before Sunrise

何でも朝方の東の空に月と明るい星たちが大集合するというので、早起きして見てみることにした。

目覚まし時計は3時半にセット。寝たのは12時過ぎだったが、目が覚めたのは3時25分。二度寝常習犯の僕にしてはすごい。めったに起きない奇跡が起きた。

この朝の目的地候補はいくつかあった。車に乗ってからの気分で結局、荒川は五色桜大橋の近くに行くことにした。

日の出の1時間前はまだ夜の空。金星とその隣に輝くしし座のレグルス。クレセントムーンとその横には木星がたたずむ。木星の少し上には、かろうじて火星も写っている(小さい画像では見えない)。

日の出30分前 / Half an Hour Before Sunrise

朝の空は夜明け45分くらい前から明るくなり始める。夜空の星たちは朝の光に飲み込まれ、急速にその姿を消していく。

日の出15分前 / 15 Minutes before Sunrise

日の出15分前。夜の青と朝のオレンジが交じりあう、最も好きな時間。でも、火星はすでに見えなくなり、獅子座の1等星レグルスもほとんど見えなくなった。

今回の目的である月と星の競演を考慮しないなら、個人的には最後の、朝の光が橋のこちら側に回りこんでいる写真が最もお気に入り。

せっかくだから縦位置も押さえておく

結局、選んだロケーションと構図のせい(?)で、地平線近くの水星を拝むことはできなかった(考えてみれば人生で一度も水星を目視したことはない)。でも、秋にここに来たのは初体験で、これまで見たことがなかった秋の植物が群生しているなど、新たな発見を楽しむことができた。その後、川辺の草木を撮影し、結局、帰路についたのは日の出の1時間後。長い朝活を満喫した土曜日だった。そして、完全防寒する必要がない季節の撮影は素敵だと実感した朝だった。

I heard that the moon and some brightest stars would get close in the morning sky. So, I decided to wake up early last Saturday. The destination was Goshikisakura Bridge over the Arakawa River in Adachi Ward, Tokyo.

I started taking photos an hour before sunrise. When the sky was totally dark, I was able to see the moon, Venus, Jupiter, Mars and Regulus, thanks to the rather clear sky. Soon the sky started to turn brighter and brighter. The stars in sky was engulfed by the daylight one by one.

If I don't think much of the stars, the third photo that I took 15 minutes before sunrise is my favorite. I like the mixture of the night sky and the morning brightness in that shot. By the way, I couldn't see Mercury this morning (I haven't seen the planet in my life yet.)


Photo Data
Place: 東京・江北 / Kohoku, Tokyo
Camera: Nikon D810
Lens: AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED, SIGMA 24-105mm f/4 OS DG HSM

2015年10月10日土曜日

焼き物の町・益子を歩く / Photowalking in Mashiko, an earthenware town in Tochigi


3年ぶり開催される「土祭」にあわせて、益子焼で知られる陶器の町、益子(栃木県)を訪れた。

まだ秋の訪れには早く、日中の散歩が楽しい季節。周囲の田んぼはもうすぐ収穫の時期を迎え、晩夏の花が咲き誇っていた。

子どものころによく見たディテールを切り取りながら歩く。昔ながらの普通の町を歩くのが最も楽しい。

I visited Mashiko City in Tochigi during Hijisai Festival 2015. Mashiko  is known for Mashiko yaki, which is a kind of traditional earthenware.

It was a little early to enjoy autumn, and the climate was perfect for taking a walk. The rice field surrounding the city was entering its harvest season. Late summer flowers were blossoming.

I walked capturing the details of the town, which reminds me of the time when I was a small kid. Strolling in the typical old town is very enjoyable.

クモの巣も輝くよい天気。
A spider web was shining on a sunny day.
栗が道のあちこちに落ちていた。これはお店のディスプレー。
Chestnuts were fallen everywhere. This one was a shop display, though.
ピンクの花がきれいに光る。名前は知らない。
Those flowers were beautifully illuminated. I don't know their name.
町のあちこちに陶器らしきものが。
You will see a lot of such pots on roadsides.
ウサギはお月見の準備をしていた。
Rabbits were getting ready for the harvest moon party. 
古い窯を持つ工房を見学。
An old craft center was open to public.
天気が良くて招き猫もうれしそう。ちょっと変わった奴。
This welcoming cat looked so happy with the fine weather.
店先に並ぶ焼き物たち。
The cups sold in front of a shop.
とても古いカートとちょっと古いカート。
A very old cart and a bit old cart.
本当に良い天気でよかった。
I felt so good under the sunny sky!
影が気になった。
I like the crisp shadow.
日陰も気持ちいい。
So sunny that it feels great to be in shade.
焼き物の共販センターにはのぼりがたくさん。
There were a lot of shop flags at the earthenware shopping center.
すぐに日焼けした。
I got suntanned in a moment.
今年の初コスモス。
The first photo of cosmos I took this year.
日差しを避けるご婦人たちの日傘。
Parasols were a must for ladies.
太陽もたくさん。
Lots of suns! That's why it was so hot!
こういう何気ない風景が好き。
I like this kind of ordinary scene.
白に赤と緑のアクセント。
A white bench with green and orange.
「C」
C is not for dragonflies.
トンボと遊ぶためだけにマクロレンズを持って行った。
I brought a macro lens to play with dragonflies. It worked!
もうすぐ収穫。
The harvest season was almost there.
僕とメダカ。
Me and little fish.
片手で楽して撮ったのかな。そんな影。
It looks like I hold my camera with one hand ...
アケビの実。完熟。
Akebi fruit. It must be so sweet!
何の花だろう。背景の看板のおかげでいいあんばいの配色。
What flowers are they? The color looked great on the light green shop sign.
栗、拾い放題。拾わなかったけど。
Chestnuts were everywhere!
僕の日時計。今、何時?
My solar clock. What time was it?
ケイトウの家族。
A family of flowers.
世代交代。
When sunflowers has withered, cosmos flowers come.
土祭で見かけたアートインスタレーション。「土」。
An Art installation. 土 means soil.
カワイイデザイン。
Cute designs.
さりげない陳列。益子っぽい。
Another shop display.

Photo Data
Place: 栃木・益子 / Mashiko, Tochigi
Camera: Nikon D810
Lens: SIGMA 50mm f/1.4 DG HSM